未来の自動車整備士を育成する「実践教育の強化」を目指して



2025年12月12日(金)に多久市の佐賀県立産業技術学院へ「ハイゼットトラック用マニュアルトランスミッションASSY(アッセンブリ―)」を3機、寄贈いたしました。

今回の寄贈は、学院生が教科書やシュミレーターだけでは得られない、実物の重さ、触感、内部構造を直接体験することで、より深い理解と確かな技術を習得することを後押しし、街中で広く活躍するハイゼットトラックから実際に製造された「本物の教材」で人材育成の貢献を目的としたものです。

 

 

 


私たち企業が持つ「現場の機材」と学校が持つ「教育ノウハウ」を結びつけることで、教育の質を高め、業界が求める人材を一緒に育てていく環境づくりを推進します。3機分の教材を用いることで、授業では班に分かれ各班が実際に工具を手に取り、変速機の分解と組立を行う実習が可能となります。歯車の嚙み合わせやシフト機構の動きなどを実物に触れながら学ぶ経験は、教科書や図面だけの学習では得難い、確かな知識と技術の基盤を築く事が可能と信じています。

 

 


当社は、教材が学院生が自動車の駆動の仕組みや、ギアチェンジという「力の伝え方を変える機構」を体得する最高の教材と確信しています。今回の寄贈が、未来の自動車整備士を育成する佐賀県立産業技術学院の実践的な教育に役立ち、学院生が自動車の核心的な技術を深く学ぶ一助となることを願っています。